掛け捨て保険のメリット・デメリット

掛け捨て保険のメリット

掛け捨て保険の主なメリットには、月々の保険料が貯蓄型の保険と比較して割安なことが挙げられます。保険料は毎月支払うものなので、金額が大きいと生活を圧迫してしまうこともあります。そのため掛け捨て保険にすることで、万が一の場合に備えながら支出を抑えることができます。
また、保険料が割安なので高額の死亡保障を付けやすいというメリットもあります。貯蓄型の保険で死亡保障を高額にすると、保険料も大分高額になってしまいます。小さいお子さんがいたり、共働き家庭ではなくどちらかが家事に専念している家庭の場合には、収入を得ている方が亡くなると経済的に困窮することも考えられます。死亡保障を高くしておくと、そういった最悪の事態に備えられます。保険料を抑えつつ、高額の保障を準備できるのが掛け捨て保険の大きなメリットになります。

掛け捨て保険のデメリット

掛け捨て保険のデメリットには、解約返戻金や満期返戻金がないことが挙げられます。途中で解約してしまうと、お金はほとんど戻ってきません。返戻金があってもごくわずかであることが多いです。保障金を受け取る状況にならなかったということは喜ばしいことですが、今まで支払ってきた保険料が無駄になってしまったように感じる人もいます。それから保険相談で多いのは、保障を受けられる期間についてです。掛け捨て保険の場合には、保障される期間が決まっていることが多くあります。「5年」や「10年」など商品によって保険期間が異なるので、加入する際には注意が必要です。自分達のライフプランに合ったものを選ぶ必要があります。一生涯の保障にはならないので、不安に感じる人もいるようです。一生涯の保障を付けたいという時には、掛け捨てではない保険に加入するといいかもしれません。